建築条件付き土地に建築家と家を建てると。

土地購入に至るプロセスから家が建つまでを記録します。

内装材と持ち込みのドア

どうも、ばななです。

昨日また同じ失敗をしてしまい、投稿直前で消してしまった…。

と、言うわけでまた書きます笑

 

先日の打ち合わせで内装材と持ち込みのドアについてのお話もありましたので、主にコスト面や持ち込みドアの落とし穴について綴っていきます。

 

まず私たちの内装材の要望としてはこんな感じ。

 

・床→無垢材

【理由】

裸足でいることが多いので温もり感のある素材が良い。

見た目が好き。

※木材のこだわりは特には無いが、足触りや見た目からしてオイル仕上げが好ましい。

 

壁→漆喰

【理由】

塗壁といったら漆喰かなと。

経年劣化を楽しみたい。

照りが出てくるのが楽しみ。

壁紙だと張り替えが必要なのと繋ぎ目が気になるのでNG。

 

まず、無垢材について建築家Kさんに聞きました。

Kさん「一枚板の無垢材だとコストもかかるのと反りが出てくるので、上部2ミリだけ無垢材を使用した突き板(無垢材の下は合板)がおすすめです。これならビニールクロスと対してコストは変わらず反りも出ません。」

私「それいいですね!ただ、2ミリだと傷がついた時のメンテナンスで削るということが出来ないのでは?」

Kさん「2ミリを削るのはだいぶ大変ですよ。それにそういったメンテナンスがあるというだけで、実際にされる方を僕は聞いたことがありません笑」

たしかに、私もしないだろうな笑

ということで厚さ2ミリ無垢材の突き板で見積もりを出すことに。

木材はこだわりがないので予算に合うものを希望すると伝えたところ「ショールームに行きましょう。」となりました。

 

次に壁面について。

Kさん「漆喰は三度塗りをしたりと大変なので、壁紙の10倍コストがかかります。摩擦があると塗装が取れますしヒビの心配もあります。」

私「デメリット云々よりコスト面でもう無理ですね笑」

Kさん「自然素材にこだわらないのであれば樹脂系の塗料がおすすめです。見た目漆喰のようですし摩擦やヒビ割れの心配もありません。コストとしては壁紙の4倍はしますが漆喰よりだいぶお手頃です。色もたくさんあります。」

私「ではそれで!」

と、言うとカラーのサンプルを見せてもらえた。

白だけでもたくさんあり、どれを選んだかわからなくなるくらいの色の差でした笑

Kさん「あ、でも持ち込みの玄関とトイレのドアはペンキで塗装がされていたのでそれに面する場所はペンキで統一するのもいいと思います。ペンキですと壁紙の1.5倍のコストで樹脂系塗料よりも手頃です。ただ、玉はどうしても出来ます。カラーバリエーションも豊富ですが日本の標準色は微妙な色が多く、こだわると海外のものになります。」

 

余談だが、私はペンキ塗りと聞き三谷幸喜監督の“みんなの家”という映画を思い出した。

昔ながらの大工とアーティスト気取りの建築家(唐沢寿明)が家を一緒に建てると言う映画なのだが、それにペンキ塗りが出てきたのだ。

大工が今時ペンキだなんて汚れるしなかなか塗らないよと唐沢寿明に言うのだが、

「汚れるから良いんです。それが味になる。」

と言い返し私もそれに頷いていた。

 

私「おっしゃる通り、ペンキ塗りにしたいです!」

ちなみにスタバの壁面はペンキ塗りらしく、若手の建築家にもペンキ塗りは人気なんだとか。

 

といった感じで、壁面は人が長く滞在する部屋は樹脂系塗料で、それ以外はペンキ塗りに。

でも打ち合わせ後によく考えると、パントリー内は塗装も壁紙もなしで子供部屋は壁紙とビニールフローリングでいいかなと思うように笑

なるべくコストカットしなければ…!

 

Kさん「あと、持ち込みのドアなのですが枠を作るためにに一辺1万程掛かるのでドア一枚分余計にコストが掛かると思います。」

 

私「えっ?!

 

そっ、そんな…。

夫婦の寝室のドアは18万するアンティークのドアを買ってつけようと考えていたけど、+3万程掛かるという訳か…このドアに関しては保留にしよう。。

玄関のドアとトイレのドアは以前カフェで使われていたものをヤフオクで買ったもので、合計で4万円だったし『サンワカンパニーの簡素な玄関ドアは20万もしたし、枠代を考えても安上がりだしいっか!』と落ち着いた。

 

因みにKさんおすすめのドアメーカーはこちららしくhttps://www.fullheight-door.com/枠なしのドアを日本で唯一採用しているらしい。

枠なしだとスッキリとした印象を与えるからかKさんはよく使うらしい。

なのでショールームで実際に見てみることに。

ただ東京にはなく横浜なのでちょいと行きにくい。

 

次回は間取りの打ち合わせで確認すべきことを書いてみようと思います。