K建築家に対面で相談してみた。
こんにちは、ばななです。
家づくりが楽しみすぎてブログを1日に2回更新してしまったりします。
さて、今回は当時私たちにとって激アツだった中古戸建て物件の内見を前にその近くに事務所を構えているK建築家の元へ訪れた時の話です。
私たちにとって初めて会う建築家なので夫ともにドキドキしながら伺いました。
到着するとそこは築30年程のお家でした。
庭には猫がバルコニーでくつろいでおり『猫飼ってるのかな〜。』と思いながらインターホンを押す。
K建築家が迎えてくれ、少々緊張してしまう。
部屋に通されると施工事例で見たリノベーションが施されていて、私は気に入っていたこともあり『居心地がいいなぁ。』なんて思い緊張が逸れる。
ただ、イヤイヤ期のこどもを連れていると拘りのある品々を壊してしまわないかヒヤヒヤした。
「お構いなく。」と言ってくださり食べ物を食べさせ落ち着かせていた。
さて…何から話していいのやら。。
モジモジしているとK(建築家)さんが部屋に飾られている家具や食器の話をしてくれ雑談に。
私「ちなみに飼い猫はまだ外ですか?」
Kさん「飼い猫?あぁ、あの猫はうちの猫じゃないですよ。いつもどこかしらの猫がそこで和んでいます。」
私「そうだったんですね。ちなみにこの庭はご自身が?」
Kさん「そうです、雑木林をイメージして造りました。」
私『雑木林?!』
草木の話に続いていったのだが、雑木林のチョイスがちょっと面白いなと思った笑
そして気になる物件について話してみることに。
因みにKさんは高学歴で、私は夫の高学歴同級生と話した際にあまり聞く耳を持たれなかったので『夫とは合っても、私と話ができるかなぁ。』と心配していた笑
拙い言葉で色々伝えてみたが、きちんと答えてくれて話もじっくり聞いてくれました笑
だが、実は私は1週間経っても返事をくれないM建築家のセンスを諦めきれていなかった笑
『M建築家に任せれば細かく要望を伝えなくても自然と好みの建物が建てられるのでは…。』なんてね。
Kさんとは信頼関係が築いていけそうだけれども、駆け出しだからか施工事例が少ない。
そのためいまいちKさんのスタイルというのがわからなかったのだ。
私「Kさんはどういった建物を造りますか?」
Kさん「僕はお客さんが建てたいと思う家を造りますよ。」
私『KさんにM建築家の写真を見せたらそんな雰囲気の建物を造るのだろうか…でも、Kさんのセンスがわかって気に入れば是非お願いしたいしなぁ。。』
どんな建築家が好きかと聞くと
Kさん「フランクロイドライトや安藤忠雄でしょうか…僕が志望校を決める理由に安藤忠雄さんがありましたし。」
なんとなーく色がわかった気がする。
Kさん「もしよければ戸建てではないのですが僕が設計した建物をこれから見に行きませんか?」
私&夫「是非!」
車で数分移動するとその建物があり、写真で見るのと実際に見る印象はずいぶんと違った。
良かったのだ。
案内していただき
とても生き生きとした表情で説明してくれる。
適当なことは一切言わず、わかりやすかった。
『この人と家を建てたら楽しいだろうなー。』と思った。
ただ、気がかりなこともあった。
国分寺の中古戸建ての話をした際に要望を聞いていただいたのだが
『あれ?あの本に書かれていたような質問じゃない??』
前回紹介した“家を建てたくなったら”という本を読むと「まずは施工主たちの生活習慣からお聞きします。」といったものだったが、
Kさんはどこをどうしたいか?といった問いだった。
私は自分たちの生活パターンからそれに合った間取りを提案されたかったのだ。
『リノベーション予定だったからか?』
『契約後にそういう話をするのか?』
初対面かつまだ土地すら持っていなかったものだからそこまでは聞けず…。
好印象を持ちながらもM建築家に後ろ髪を引かれている。。
事務所に戻った後、夫にどうするか伝えてもらうことに。
Kさんは契約前提でなら内見にも同行できるとメールで伝えてくれていた。
Kさんはきっとその気でいたのではないかと思う。
けれども、たまたま良い物件があっただけで急いで家が欲しいわけでもなかったため
今回は見送ることに。
と、こんな感じでした。
結局、国分寺の物件は微妙で話は白紙に。
その2週間後くらいにM建築家から返事があったが時既に遅し。
それに、これだけレスポンスが遅いと信頼関係に欠けてしまう。
ということで、次はA建築家夫妻に話を伺ってみることに。
https://nanina.hatenablog.com/entry/2020/12/29/161132
↑この記事に書かれている内容のほとんどはA夫妻から聞いたものです。
その他のことを次書いてみます。
どうぞ、よろしく。